バイアグラの情報を調べる男性
2018年04月22日更新

シアリスは持続時間が最大の特徴

「シアリス」は多くの人に愛飲されているED治療薬です。
2013年にはED治療薬の世界シェア42%を獲得し、世界市場で第1位となりました。

シアリスの有効成分タダラフィルは、それ以前のED治療薬と比較して「効果持続時間が長い」という大きな特徴を持っています。
タダラフィルはブロック状の化学構造を持った成分で、体内で分解されづらい特性を持っています。
体内でゆっくりと分解・吸収され、効果は徐々に効いていきます。
そのため薬が効くまでに時間がかかる反面、長時間の効果持続を実現できたのです。

「持続時間が長い」という特徴は「使い勝手の良さ」につながっています。
シアリス以前に発売されていたED治療薬は、すばやく薬が効く一方で、持続時間が短く「飲むタイミングを見極めるのが大変」という欠点がありました。
たいていの人であれば、ED治療薬を飲んでいることをパートナーに知られることを嫌がります。
しかし効き目の短い治療薬はどうしても性行為の直前で飲む必要があるため、パートナーに気づかれずに飲むことが難しかったのです。
パートナーにばれないようにと早く飲みすぎてしまい、本番では効き目が切れてしまっている、ということもありました。
また持続時間の短い治療薬は「焦り」を生じさせるという欠点もありました。
性行為時に「効果時間内にすべて終わらせなくては」という焦りが生じ、性行為を楽しむ余裕がなかったのです。

シアリスは約36時間という極めて長時間効果が続きます。
金曜の夜に飲めば日曜まで効果が続くことから、海外ではウィークエンドピルと呼ばれることもあります。
効き目が長いからといってその間ずっと勃起し続けるわけではありません。
勘違いしている人が多いのが、ED治療薬が「性的興奮を高める」と考えていることです。
ED治療薬はあくまで勃起をしやすくする効果があるだけで、性的興奮が高まるわけではありません。
ED治療薬の効果は「性的興奮が生じた後から、勃起をするまでの間」の補助をするものであり、そもそも性的興奮がなければ治療薬を飲んでいても勃起が生じることはありません。

シアリスの特徴である効果時間の長さを十分に活かすためには、正しい飲み方を知っておくことが大切です。
シアリスは基本いつ飲んでもよい薬です。食前・食後どのタイミングでも飲んでもよいことになっています。
しかしあくまで食事の影響を受けづらいというだけで、全く受けないわけではありません。
その効果を最大限引き出すためにも、正しく飲むことが大切です。

服用時に大事なことは「空腹時」に飲むことです。空腹時がもっとも有効成分が吸収されやすいためです。
どうしても食事をしなくてはならない場合は、あっさりした食事を選び、腹八分目に抑えるようにしましょう。
油っこい食べ物や、満腹状態は薬の吸収を妨げます。
また正しく薬を服用した場合でも、過度のアルコールは禁物です。
少量のアルコールは身体をリラックスさせ性的興奮を高めるのに役立ちますが、過度の場合には興奮はむしろ低下し、勃起することが難しくなります。

バイアグラとシアリスの効果を比較してみました

世界市場においては、バイアグラは1998年に発売され、シアリスはその後2002年に発売された薬です。
シアリスの方が新しいからといってバイアグラを上回っている薬というわけではありません。
そもそもこの2つの薬はその用途に大きな違いがあります。
バイアグラは「即効性があるが、効果が短い」、シアリスは「即効性はないが、効果が長い」。
このような違いからどちらも持ち運び、用途に応じて使い分ける人もいます。

具体的な効き目が現れるまでの時間は、バイアグラが服用後「約30分」に対し、シアリスは「約3時間」ほどかかります。
そのためバイアグラの場合は性行為の1時間ほど前に飲む必要があります。
これが難しい場合があることは前述したとおりです。
一方シアリスは性行為の3時間前に飲めばよく、余裕を持って服用することができます。
またその効果の持続時間は、バイアグラが「約5時間」に対し、シアリスは「約36時間」とシアリスはかなり長いことがわかります。

「効果の強さ」に関してはバイアグラの方が強くでます。
バイアグラの効果に即効性があるのは、バイアグラがシアリスに比べ体内に吸収されやすいためです。
有効成分がすばやく吸収されるため、その効果も強くでます。
ですので薬が効いている間の勃起のしやすさはバイアグラの方が優れています。

薬の効果が強いことは副作用の強さと関係があります。
そもそもED治療薬が勃起の改善に効果があるのは、治療薬が「血管を拡張させ、陰茎内の血流を良くする」ことで勃起を起こしやすくしているためです。
この治療薬による「血管拡張」は陰茎だけでなく全身の血管にも生じています。
そのため脳内の血管が拡張しすぎれば「頭痛」が、顔の血管が拡張しすぎれば「顔のほてり」となって副作用の症状が現れます。
薬の効果が強いほど血管拡張の効果も強いため、副作用の症状もより強いものになります。
つまり薬の効果が強いバイアグラの方が、シアリスに比べ副作用症状が出やすいのです。

具体的にはバイアグラ使用者9割以上に「頭痛、顔のほてり」などの症状が現れるのに対して、シアリスでは約3割程度の人にしかこのような症状は現れず、またその症状もバイアグラの場合よりも軽いものになります。
服用時における食事の影響の受けやすさでも両者に違いがあります。
バイアグラは食事の影響を受けやすく、シアリスは食事の影響を受けづらい。
ですがどちらの場合でも空腹時に服用するほうが薬の効果を最も引き出すことができる点は共通しています。

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